セキスイハイム施工不良-アンカーボルト緩み-
今回は、我が家の基礎アンカーボルト・ナットが緩んでいた状況を公開します。
前回は、我が家の床不陸状況から「カタログを鵜のみにしない」「工場品質を期待し過ぎない」との
注意点を【床面の不陸(傾き・凹凸)】で述べました。
施工品質という面では、工場のみならず現地でのレベルも我が家では酷いものです。
それは、アンカーボルトと基礎が接合されていなかった!という事実です。
床不陸や床きしみ音の原因を探すために床下に入りました。
そうすると、アンカーボルトの座金が斜めに浮いているものがありおかしいなと...
そこでスケールを入れてみると、写真のとおり座金が1.5cm浮いた!
何と!、基礎とユニットを接合する大事なアンカーボルトが締っていない!!!
ハイムのカタログでは、「建物と基礎を一体化し、外力を地盤へ逃がす」
「建物が受けた衝撃力を地盤へスムーズに逃がせるのも基礎を強固に接合しているからなのです」
と謳っています。
我が家の緩んでいたアンカーボルトは1本だけですが基礎と強固に接合されていませんでした。
セキスイハイムにとって、アンカーボルトの1本程度は緊結されていなくてもよいのでしょうか?
カタログでは「入念な検査」と謳っているのに検査されていないわけですから、
ハイムにとって重要な箇所ではないということなのでしょう...
我が家のアンカーボルト締め付け不具合を踏まえると、
下のカタログを見て皆さんはどう思いますか?
我が家を組み立てた職人の腕と検査実態を見れば、このカタログが謳っていることを信用できますか?
アンカーボルトの状況は床下に入れば確認できますが、ユニット同士の接合状態は見えません。
アンカーボルト1本といえども緩んでいた実態を見れば信用できませんので
本当に全てが大丈夫なのか不安で一杯です。
緊結されていないものが1本あったということは2本以上あるかもしれませんから...
セキスイハイムの住宅価格は工務店より間違いなく高いですし、見積りをとったS社さんよりも高い。
高い値段を支払った価値があったのか?
我が家の状況では、価格に見合った価値なし!と言わざるを得ません。
ここでの教訓は、大手住宅メーカーといっても施工は地元の会社が行うということです。
施工会社の評判を事前に確認することが失敗しない家づくりの第一歩だと私たちは思います。
次回は【基礎のひび割れ】について紹介します。
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