セキスイハイムの階段が傾いている

前回はベランダの【雨漏り】を公開しセキスイハイムの工場生産での品質不良を訴えました。

今回は工場生産品質問題の続きとしてセキスイハイム施工不良による我が家の「階段傾き」と使用材料の品質不良を紹介します。

我が家に入居して直ぐに、2階に上がる階段踏板の足裏で違和感が...

なんとなく傾いているような変な感じ...ううん????

階段蹴上部の左右高さを測ってみるとと6mmもの差がありました。これはおかしい!!!

そこで専門業者が測定すると、1階3段目で3mm2階上がり部で6mm傾斜0.4°でした。

全体的に0.1~0.4°の傾斜で階段が斜めに取り付けられていました。

階段傾き測定結果
1階+3段目の測定図
2階ー1段目の測定図

ハイムの階段は工場から1階のユニットに取り付けられている状態で建築現場にきます。

1階ユニットに2階ユニットを乗せた後に中段から2階に上がる部分の階段ユニットを取り付ける工法です。

よって1階の階段が傾いていると2階の階段も傾きます。

1階のユニットに工場で取り付けられている階段が何故傾いているのかとセキスイハイムに原因を聞くと

工場は「階段組立後に段板の水平確認を行う手順の設定がなく確認していませんでした」との回答でした。

その他にも踏板の隙間、側板隙間と剥がれ、側板自体が浮いていると我が家では呆れるほどの不具合です。

階段造作不良1
階段造作不良2

ベランダの【雨漏り】でも書きましたが工場で作られたものとは思えない程の我が家の不良の数々です。

セキスイハイムのカタログ「250を超えるチェック項目を工程ごとに確認!」

セキスイハイムのカタログには「チェック項目を工程ごとに確認!」とありますが、階段の水平を確認していないとは、これで工場生産の品質が保てているといえるのでしょうか?

ベランダの雨漏り原因である防水施工も作業者任せであったため施工不良を防げませんでした。

我が家を見る限りでは工場のチェックは機能していません。

セキスイハイムのカタログ「修練された職人の高い技術力」

工場生産であるにもかかわらず我が家の階段造作の不良の数々を見ると、セキスイハイムカタログにある「修練された職人の高い技術力」は全く伺えません。

「工程ごとの”技術ムラ”を生まない」「ベテラン大工をしのぐ技術力」とセキスイハイムは高らかに謳っていますが、我が家の現実を見て「どこが?」と突っ込みたくなります。我が家の実態からは誇大広告と言ってもよいのではないでしょうか。

ハイムは工場の施工ミスを認め、階段踏板取付けL金具の付け替え、バラシ組み換えを行いました。

補修工事のために階段裏の壁を剥いで中を見ると驚きの光景です。

階段踏板端部を支えている支柱材の端部が、工場生産と思えない折り取ったようなギザギザな切り端です。柱材や板材はどのような工具機材を使用して工場内で切断加工されているのでしょうか?

これで工場生産なのかと悲しくなるような加工・造作仕上げの状態は見苦しいの一言です!

右側の階段支柱材端部の状態
左側の階段支柱端部の状態

セキスイハイムは階段支柱材の端部がギザギザであっても「構造強度上の問題はありません」

「階段傾きとは関係ありません」との回答で、階段支柱材を取り換えるとは絶対に言いませんでした。

その他の表面が剥がれた支柱材・支持材の使用打ち込みミスした釘の放置等もハイム基準なのでしょう。

階段中の不良
セキスイハイムカタログ「品質の革新」

セキスイハイムのカタログでは「品質の革新」を大きくアピールしていますが、我が家では施主が見えないところの施工状態・品質は満足できるものではありません。

いい加減な階段支柱材の端部処理や表面が剥がれた板材、打ち込まれていない釘の放置等を見るとハイムの考えや姿勢がよく判ります。

セキスイハイムにとって、施主が見えないところは綺麗に加工・施工するという価値観はないのでしょう。

ハイムのカタログで謳う「品質の革新」とは何かと私たちには疑問だらけです。

教訓としては「価格に見合った価値観をどこに求めるのか」を明確にして住宅メーカーを選んでください。

住宅メーカーのカタログは誇大に宣伝しますのでネットや口コミ等で実態を十分に調査してください。

私たちはネットの記事情報はあまり信用できないと思っていたのですが今思えば間違いでした。

住宅展示場でモデルハウスを見ても施工品質の悪い面は判りませんし、壁の中の状態は全く判りません。

経験した人の記事は重要な情報と捉えて住宅メーカー選びの基準の一つにすることをお勧めします。

次回は【天井裏でカビ繁殖】を紹介します。

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